はなことば
第4章 Chocolate cosmos《元カレ》
?「っ!…………萩花…?」
萩花「Zzz……」
?「萩花っ! 起きて」
萩花「んー…」
声が聞こえたような気がして
目を開けるとそこには驚く光景が_
萩花「……なんで、、」
彩人「萩花、大丈夫?」
そこにはあの
" 秋口彩人 "が目の前にいた
萩花「あっ……うん、、」
彩人「…最寄りココ?」
萩花「あ……いや、、電車降り過ごして……」
彩人「終電……もうないけど?」
萩花「あっ、うん……だからどこかに……」
彩人「……大丈夫?」
萩花「うん、、どうにかする」
そういうと何故か彩人は
ベンチに腰をかけた
彩人「久しぶりだね、萩花……」
萩花「うん、、」
彩人「元気だった?」
萩花「あ…うん、、ぼちぼちかな」
彩人「今日は呑んでたの?」
萩花「うん、、大学のサークル仲間で」
彩人「え!じゃぁ保住とかいたの?」
萩花「あ!うん!保住くんも元気だったよ」
彩人「懐かしいなぁ、大学」
萩花「ね。…………彩人は?元気だった?」
彩人「んー……俺もぼちぼちかな( ᐢᢦᐢ )」
萩花「そっか(ˊᗜˋ)」
.
彩人「ごめん、話し込んじゃって」
萩花「ううん、こっちこそ」
彩人「……ホテル行くの?」
萩花「うん、空いてるか行ってみる」
彩人「こんな時間だし送ってくよ」
萩花「いいよ!大丈夫!1人で……」
彩人「ほら、いいから行くよ」
そういって手を繋いで
私を引っ張るように改札を出た
萩花「彩人……手」
彩人「あっ、悪ぃ」
彩人との繋いだ手を離すと
少し顔が熱くなったことに気がついたが
私はお酒のせいにした
ホテルに到着した_
萩花「あの空いてる部屋はありますか?」
店員「申し訳ありません。
本日満室でございまして…」
萩花「そうですか…」
泣く泣くホテルを後にした