はなことば
第4章 Chocolate cosmos《元カレ》
彩人「…くる?俺ん家」
萩花「えっ、いやいや…それは申し訳ないし」
彩人「だって、田舎駅だからタクシーもいないし、
満喫は2駅も先だよ?歩いていくの危ないし。」
萩花「呼ぶよ!タクシー電話して呼ぶ」
そういってスマホを取り出した時だった_
彩人「待って萩花…」
萩花「ん?なに?」
彩人「…久しぶりに会えたし、
もうちょっと話したい…。
…来なよ、家。…ね?」
萩花「うん…彩人が…いいなら」
そういうと
手を取り、彩人の家に向かった
.
家到着_
萩花「おじゃましまーす」
彩人「どうぞ」
萩花「部屋めっちゃ綺麗だね」
彩人「そう?
綺麗っていうか、物めっちゃ少ないんだよね」
萩花「あっ、これ…」
あるものが目に入り手にかけた
彩人「あっ、…」
萩花「まだ、描いてるんだ…絵」
彩人「うん、趣味程度だけど」
萩花「この花ってコスモス?」
彩人「うん、チョコレートコスモス」
萩花「素敵な絵…」
彩人「…萩花に褒められると照れるな( ,,._.,,)」
萩花「…嬉しい、、また彩人の絵見られて。」
話し終わったあとも少しだけ絵を眺めていると
彩人「萩花、そろそろ座ったら?」
萩花「あ、うん。ありがとう。」
彩人「飲み物はチャミスルとか
…ビールとかサワーとか色々あるけど」
萩花「んー、チャミスルがいいかな」
彩人「いいね、俺も一緒に呑もうっと。
おつまみは…これとこれと…」
お酒とおつまみを持って
彩人がキッチンから戻ってきた
彩人「見て、萩花の好きなたけのこの里あった」
萩花「あ!好きなやつ!」
彩人「大学の頃、よく食べてたよね萩花」
萩花「大人になった今でも食べるよ」
彩人「好きなだけ食べていいよ」
萩花「てか、よく覚えてたね。
これ私が好きだったこと。」
彩人「覚えてるよ、当たり前じゃん」
萩花「なにそれ( ˶'-'˶)」