
はなことば
第6章 Cleome《俳優》
あれから3日_
そろそろ社長に報告しなくてはならない。
汐海は内心焦っていた。
煌也「しおちゃん!今日、あの話したいんだけど」
汐海「うん!わかった!」
煌也「また、俺の家でもいい?」
汐海「え?、、楽屋じゃダメなの?」
煌也「あ、ちょっと…相談もあって……」
汐海「うん、、、わかった。
あっ、でも……
どうするかだけ教えてもらえない?
社長に急かされてて( ˊᵕˋ ;)」
煌也「あ、いや、その……」
汐海「ん?」
煌也「相談してから…社長に話してくれない?
お願い!!!」
汐海「……わ、分かった。」
今日は個人活動の日
なのに楽屋で話せない内容って…
何?
汐海の頭は " ? " でいっぱいだった
仕事を終え、
煌也の家へ
汐海「っで、相談って?」
煌也「俺、あの作品やってみたい!」
汐海「本当?」
煌也「うん。頑張りたい。…でも、、」
汐海「ん?」
煌也「しおちゃん、ずっと俺のマネージャーしてるからわかってると思うけど……
俺、恋愛経験…めっちゃ少ない」
汐海「答えたくなったら…答えなくていいんだけど
最後いたのは……いつ…なの?」
煌也「高2で…初めて彼女できて、
その人が初めてで……そこから…ない。。」
汐海「そっか……。
この際、もっと突っ込んだ質問してもいい?」
煌也「…聞きたいことはわかってる。
どうせ……経験人数だろ?」
汐海「……あ、うん。」
煌也「……1人、、1人だよ!!
あの彼女だけだよ……。
職業柄、遊んだりできなかったし…。
あぁ!もう!恥ず…普通に……こんな話///」
顔を赤らめ
ふてくされる煌也__
汐海「でも、経験あるなら大丈夫じゃない!
…何も不安ないでしょ、、?」
煌也「あるよ、、不安しかないよ!」
汐海「だったら……勉強するしかないんじゃない?」
煌也「勉強って言われても…」
汐海「そういう系の映画とかドラマとか
集めておくから。
一旦、、自分で観て…勉強してみて?ね?」
煌也「うん。……わかった。」
