
お題小説 labyrinth(心の迷宮)
第1章 ラビリンス(labyrinth)
1
『え、あ、うぅ…
うぅ、うぇぇん、ママぁ、ママぁどこにいるのぉぉ……』
ママがいない…
わたしは泣き叫びながら、必死にママを探して走り回っていく…
『ママぁ、ママぁぁ、どこぉ……』
夏の熱い、暑い日差しが泣き叫び、走ってママを探しているわたしに容赦なくジリジリと照りつけてくる…
『あらあら迷子なの?』
『どこの子かしら?』
『この公園じゃ見掛けない子よねぇ』
そんなわたしの様子を見て、子供と一緒に遊びにきている母親達の話し声が聞こえていた…
『ママぁ、どこぉぉ?』
そして幼いわたしはとうとうこの夏の熱さに力尽きてしまい、公園の外の通りに面する出入り口の脇でしゃがみ込んでしまう。
サァァーーー………
その時、公園の木々の隙間をそよ風が流れ、青葉を揺らしながらわたしの頬を撫でていき、大地から真夏の青空へと高く吹き抜けていく…
チリリン、チリ、チリリン、リン…
その時、このそよ風に揺れて奏でられているであろう風鈴の静かな音色が、遠くからその風に流れて聞こえてきていた………
チリリン、チリ、チリリン、リン…
「……………………………ん、はっ………」
え、あ…
「……んん、はっぁぁ、あぁ、夢か……」
わたしは目が覚める。
「あぁまた……ふぅぅ…………」
ゆっくりと上体を起こし、吐息を漏らす。
まただ…
また、あの夢だわ…
またあの夢を見てしまった…
わたしはベッドの上で上体を起こし、徐々に覚醒してくる意識の中でそう呟き…
寝汗でぐっしょりと濡れているカラダの嫌悪感を感じていた。
うわぁ、まただわ、またあの夢を見てしまった…
また、あの夢を…
『え、あ、うぅ…
うぅ、うぇぇん、ママぁ、ママぁどこにいるのぉぉ……』
ママがいない…
わたしは泣き叫びながら、必死にママを探して走り回っていく…
『ママぁ、ママぁぁ、どこぉ……』
夏の熱い、暑い日差しが泣き叫び、走ってママを探しているわたしに容赦なくジリジリと照りつけてくる…
『あらあら迷子なの?』
『どこの子かしら?』
『この公園じゃ見掛けない子よねぇ』
そんなわたしの様子を見て、子供と一緒に遊びにきている母親達の話し声が聞こえていた…
『ママぁ、どこぉぉ?』
そして幼いわたしはとうとうこの夏の熱さに力尽きてしまい、公園の外の通りに面する出入り口の脇でしゃがみ込んでしまう。
サァァーーー………
その時、公園の木々の隙間をそよ風が流れ、青葉を揺らしながらわたしの頬を撫でていき、大地から真夏の青空へと高く吹き抜けていく…
チリリン、チリ、チリリン、リン…
その時、このそよ風に揺れて奏でられているであろう風鈴の静かな音色が、遠くからその風に流れて聞こえてきていた………
チリリン、チリ、チリリン、リン…
「……………………………ん、はっ………」
え、あ…
「……んん、はっぁぁ、あぁ、夢か……」
わたしは目が覚める。
「あぁまた……ふぅぅ…………」
ゆっくりと上体を起こし、吐息を漏らす。
まただ…
また、あの夢だわ…
またあの夢を見てしまった…
わたしはベッドの上で上体を起こし、徐々に覚醒してくる意識の中でそう呟き…
寝汗でぐっしょりと濡れているカラダの嫌悪感を感じていた。
うわぁ、まただわ、またあの夢を見てしまった…
また、あの夢を…
