
お題小説 labyrinth(心の迷宮)
第1章 ラビリンス(labyrinth)
21
禁断の近親相姦という罪悪感が湧かないでいた…
おそらくそれは、あの感じてしまった快感、エクスタシーといえる絶頂感の魅力のせいであろうと思われる。
「あぁ、だからまるで凸凹がハマったかの様なあのピッタリとしたサイズ感だったのかなぁ?」
「うん、そうに違いないわ…
だってわたしと蒼は双子、つまり二人であり、一人でもある存在なんだから…
カラダがピッタリと一致するのが当たり前なんだから」
わたしはそう呟き…
そして、さっきまで抱かれていたあの快感、エクスタシーといえる絶頂感を想い浮かべてしまい…
ズキズキズキズキズキズキ…
ウズウズウズウズウズウズ…
と、再び、また、疼きを昂ぶらせてきていたのである。
いいや、違うのかもしれない…
カラダが…
この双子という50%の遺伝子の細胞が、この傍らにいる分身ともいえる弟の蒼の肉体と…
ひとつになりたいと求め、欲情しているのだと思うのだ。
ああ欲しい…
もうひとつの、いや、もう一人の分身である蒼のカラダが欲しい…
そして心とカラダを融ろけさせ、ひとつになりたい…
わたしの細胞がさっきからそう叫びはじめてきていた。
「あ……」
そして傍らの蒼の目を見ると…
「ね、姉さん、み、碧姉さん……」
蒼もまたわたしを欲し、欲情の昂ぶりを感じているみたいであった。
「あ、蒼ぃ…」
「み、碧姉さん……」
その時、二人の心がシンクロし…
わたし達は自然に抱き合い…
そして、キスを、唇を、カラダを求め合っていく…
「あ、あぁ………」
心とカラダが熱く震えてきた。
チリリン、チリン、チリリン、チリン…
チリリン、チリン、チリリン、チリン…
禁断の近親相姦という罪悪感が湧かないでいた…
おそらくそれは、あの感じてしまった快感、エクスタシーといえる絶頂感の魅力のせいであろうと思われる。
「あぁ、だからまるで凸凹がハマったかの様なあのピッタリとしたサイズ感だったのかなぁ?」
「うん、そうに違いないわ…
だってわたしと蒼は双子、つまり二人であり、一人でもある存在なんだから…
カラダがピッタリと一致するのが当たり前なんだから」
わたしはそう呟き…
そして、さっきまで抱かれていたあの快感、エクスタシーといえる絶頂感を想い浮かべてしまい…
ズキズキズキズキズキズキ…
ウズウズウズウズウズウズ…
と、再び、また、疼きを昂ぶらせてきていたのである。
いいや、違うのかもしれない…
カラダが…
この双子という50%の遺伝子の細胞が、この傍らにいる分身ともいえる弟の蒼の肉体と…
ひとつになりたいと求め、欲情しているのだと思うのだ。
ああ欲しい…
もうひとつの、いや、もう一人の分身である蒼のカラダが欲しい…
そして心とカラダを融ろけさせ、ひとつになりたい…
わたしの細胞がさっきからそう叫びはじめてきていた。
「あ……」
そして傍らの蒼の目を見ると…
「ね、姉さん、み、碧姉さん……」
蒼もまたわたしを欲し、欲情の昂ぶりを感じているみたいであった。
「あ、蒼ぃ…」
「み、碧姉さん……」
その時、二人の心がシンクロし…
わたし達は自然に抱き合い…
そして、キスを、唇を、カラダを求め合っていく…
「あ、あぁ………」
心とカラダが熱く震えてきた。
チリリン、チリン、チリリン、チリン…
チリリン、チリン、チリリン、チリン…
