早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第9章 勉強
自分でこの体勢にしたからには理性を保って何とか1教科目の化学の問題が終わりそうだ。
勉強は明日からにして今日はいちゃつくつもりでいたけど、美羽が一生懸命聞いてくれるからいちゃつくタイミングを逃してしまった…
ちなみに美羽は理数系が苦手なようで化学は12点で理解出来てるかはわからないが、最初から最後まで全部説明した。
いつの間にか片方の手繋いでるし…期末勉強の時は向かい合ってやろう。
「龍牙君…ちょっとだけ休憩したいなぁ」
「そ…そうだな…あんまり根詰めてやっても頭に入らないし」
すると、美羽は俺の方に体を向けてジーッと見てくる。
「?」
「…今、龍牙君不足でこれ以上勉強頑張れないかも…えっと…キス…するとエネルギーが回復しますっ」
顔を赤くしながらそう言う美羽が可愛くて理性の壁は一瞬で崩壊する。
「それは……すぐに回復しねぇとな」
唇を重ねると繋いでいた手をギュッと握る。
何度も唇を重ねていくうちに口付けは深くなっていき、俺は服の上から美羽の胸を触っていた。