早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第9章 勉強
「…ほら、5分経ったぞ。ここじゃドーナツが邪魔するから俺の部屋行くぞ」
「クゥン…」
「ドーナツちゃんごめんね…今回成績悪かったから勉強しなくちゃいけないの…また次の時遊ぼうね」
ドーナツから引き離して美羽を自分の部屋に連れて行った。
「テーブル出すから待ってろ?」
「うん、ありがとう」
折りたたみ式のコーヒーテーブルを出して美羽を座らせると、美羽は俺の下心なんて疑う事なく返却された試験の問題用紙をテーブルに広げる。
俺はそんな美羽の後ろに座り、足の間に美羽がおさまるようにして座った。
「あれ…?龍牙君、この体勢じゃ勉強集中出来ないよ…」
「…親とかいない時じゃねぇとこんな風に出来ないだろ。何処の問題分からなかった?」
「…えっと……ここの問題」
「これか。これは」
「ふぁっ…待ってっ…耳元で話されるとくすぐったくて…ドキドキする…」
美羽は耳弱いのか…覚えておこう。