早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第10章 ブーム
「おい、七海。美羽のことからかうなよ。勉強教えねぇぞ」
「ごめんごめん!冗談だって」
七海君…昨日の放課後も龍牙君の事男子で独占してたのにズルい…
その時だ。
教室の扉のところに見た事のないギャルっぽい感じの女の子が三人やってきた。
上履きを見ると、学年カラーが三年生みたいだ。
誰かのお姉さんとかかな?
「あー!龍牙いたー!」
「七海もいるしこのクラスビジュ良い男子多くね?」
「うっわ!先輩達また来たの?」
七海君の知り合いみたいでその先輩達は教室に入ってきた。
少し怖くてその場から逃げたかったけど、龍牙君の名前も呼んでたし私はその場に残っていた。
「龍牙ー!昨日はありがとねー!」
「まさか三年の勉強まで分かるとかヤバい!」
「見た目のギャップウケる!」
「…別にウケねぇだろ。っつーか、他のクラスメートもいるから騒ぐなら教室戻れよ」
昨日は男子達で放課後残って期末に向けて勉強会してたって聞いてるけど…この先輩達もいたのかな?
「龍牙真面目ー」
「七海、今度セックスする時龍牙も呼んでよ」
!?
「先輩っ!そういう話今無しね?」
七海君を見ると慌てた様子でそう言った。