早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第2章 散歩
「あーっと…じゃあ、なるべく早く姫野の事も送るから…立てるか?」
「うん…」
姫野は一度ドーナツを離すと、はだけた胸がこぼれるように出てきて俺は急いで姫野のシャツを引っ張って隠した。
「わあっ!ごめんねっ…えっと…さっき無理やり引っ張られてボタン壊れちゃって…」
「ここ押さえてて」
姫野にシャツを押さえてもらい、俺はパーカーを脱いで姫野に着せる。
……姫野の一瞬見えた胸の事は忘れろ!妹のありすやドーナツの着替えしてやってると思え!
パーカーの腕を通させてファスナーを上げて着せてやって姫野を見ると、ぶかぶかの俺のパーカーを着てる姿がありすやドーナツを見た時の感情と全然違う感情が溢れててくる。
「…何から何までありがとう…」
「いや…ごめん……少し触ったかもしれない…」
「ううんっ…全然平気…あっわんちゃん抱っこしてもいい?」
「良いけど結構重いぞ?」
姫野がドーナツを抱っこしてくれて、動物病院に向かって歩き始めた。