早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第11章 旅行
着替えを終えて女子達と合流すると、皆水着の上からパーカーを着ていて男性陣は落胆していた。
男性陣もTシャツとか着ていたりしているが、俺は海も近いし暑かったのもあって海パンに肩にタオルを掛けていた。
「早乙女君、腹筋割れてるじゃん!」
「本当だ!足も長いしスタイルも良いね!」
何故か女子達が俺の腹筋に群がってくる。
「筋トレしてるの?」
「まぁ…一応毎晩風呂上がりに腹筋と腕立てだけ…っつーか、筋肉なら七海のがあるだろ」
「おおいっ!女子達!彼女持ちの龍牙にばっかり群がるなよ!腹筋なら俺も割れてるし」
「七海君のは見た事あるし別に珍しくないかな」
「早乙女君の腹筋触ってみてイイ?」
「ダメっ!龍牙君に触るの絶対ダメだからっ」
美羽はそう言って俺の前に立ちはだかる。
「美羽がそう言うなら諦めるかぁ」
俺が美羽を守る立場なのにこの前から守られてばっかりな気がするな…
美羽は俺の事男らしいところが好きだと前に言ってたけど、最近の俺はそういう所見せられていない気がする。