早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第5章 お礼
次の日。
俺は学校へ着いてすぐに朝練後のサッカー部の部室に向かった。
サッカー部の部室のドアをノックするが、中でサッカー部の奴らが騒いでいてノックに気付いて貰えない。
もっと強めにノックするか…
ガンガンッ
強めにノックをすると、ドアが何故か外れてバタンッとデカい音を立てて倒れた。
やべ……ウソだろ?こんな簡単に壊れるのか!?
中にいたサッカー部の奴らは一気に静まり返って俺を見て固まっている。
「いや…壊すつもりは…」
「騒いでいてごめんなさい!!元々このドア壊れてるので!」
「な、何かご用でしょうか…?」
「……七海いるか?」
「なっなっなっ…七海は今日は朝練出てないので……教室かと」
「そうか……このドア」
「このドアは俺らでなんとかするのでっ」
そこにいる全員が恐怖に満ちた顔をしていて、あまり長居するとさらに余計な事が起きそうでそこから立ち去って教室に向かった。