早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第7章 接近
よく見ると、母さんとありすの靴がない。
二人がいなくてもドーナツは吠えながら出てくるところだが出てこない。
「あれ?誰もいないのか?」
家の中を見て回るが誰もいる気配がなく、スマホを取り出すと母さんからメッセージが入っていた。
明日学校が休みだからありすとドーナツを連れてばあちゃんの家に泊まりに行ったらしい…タイミング悪過ぎるだろ!
「ドーナツちゃん留守だった?」
「……母さんがありすとドーナツ連れてばあちゃんの家……いや、マジで今知ったんだぞ?姫野の事家に連れ込む作戦とかじゃねぇから!」
「そんなっ…龍牙君がそんな事するなんて思ってないから大丈夫だよ?そうだ!もし龍牙君のお家大丈夫だったら一緒に宿題やらない?今日結構宿題あったし」
「そうだな……そうするか……」
下心があるように見せないようにいつもありすの宿題を見るリビングで宿題をひろげて真面目に宿題に取り組む事にした。
真面目に宿題をするはずだが……二人で外を歩いてる時と全然違う。
家の中で二人きりというだけでなんか変な気分になってくる。