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王都崩落
第1章 1
「ふふ、じゃあこの子は俺らの花嫁様確定だね。すぐ式を挙げなきゃなぁ、君のご両親も喜ぶよ。こんな早く貰い手が決まったんだから」
「悪魔に殺され、悪魔に飼い殺しにされるとは、お前たち一族はどんな祝福を神から賜ったのかな。哀れなことこの上ないが……なァに安心しろ。
ㅤ苦しむ事は無い。死ぬまで其の身に快楽を刻んで犯し尽くしてやる。其の身朽ちる迄……
ㅤ精々我らの玩具として生きるといい、姫君よ」
「辞めてェ!!ㅤイグッ!!ㅤイクぅうぅう゛!!」
ㅤ散々弄ばれた挙句、潰え行く意識の中、確かに悪魔たちの嗤う声が聞こえた。
ㅤ絶望の縁に叩き付けられた私だが、確かに芽生えた絶望の中、それでも反抗心は消えなかった。
ㅤこの腐った悪魔たちを何時か、地獄に送り返してやろう、と。
「悪魔に殺され、悪魔に飼い殺しにされるとは、お前たち一族はどんな祝福を神から賜ったのかな。哀れなことこの上ないが……なァに安心しろ。
ㅤ苦しむ事は無い。死ぬまで其の身に快楽を刻んで犯し尽くしてやる。其の身朽ちる迄……
ㅤ精々我らの玩具として生きるといい、姫君よ」
「辞めてェ!!ㅤイグッ!!ㅤイクぅうぅう゛!!」
ㅤ散々弄ばれた挙句、潰え行く意識の中、確かに悪魔たちの嗤う声が聞こえた。
ㅤ絶望の縁に叩き付けられた私だが、確かに芽生えた絶望の中、それでも反抗心は消えなかった。
ㅤこの腐った悪魔たちを何時か、地獄に送り返してやろう、と。
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