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悪いオンナ…2

第1章 【美大生の僕は魅力溢れる彼女に心奪われて…】






「んふふ、ガク可愛い…その顔好きぃ……気持ち良いね?でもまだイったらダメだよ」



「んんっ…ダメ、それすぐイっちゃうからっ」



えっ…なに?
亀頭を掌でグリグリするのヤバ過ぎるっっっ
エヘヘって可愛い顔して意地悪しないで
乳首も舐められたら出ちゃうって!
ビクンビクンする僕を愉しんでるドS彼女
ゴソッと手に取ったコンドーム
封を切って息吹き掛けて裏表確認するのも手慣れてる
「はい」と渡されたけどぎこちなさ過ぎる
そしたら一緒に手を添えてくれて根元まで装着出来た
空気入ったらダメだなんて今知ったよ



「おいで」って正常位で迎え入れてくれる
ガチガチに緊張してるのもバレてて
キスしながら力抜いて…と言われてるみたい
挿れるところもピストンの仕方もレクチャーされて
僕はこの日、童貞を卒業した



夢のような瞬間だった
「最初だから…」と即イキも許してもらいました
全身を駆け巡る初めての快楽に余韻が凄い



乱れた息を整えながらキミは
「初めてをくれてありがとう」って言うんだ
それは僕の方だよ
こんな僕を温かく包み込んでくれた
僕の方が腕枕されて眠るなんて……



早朝、興奮のあまり、なかなか寝付けなかった僕はベットから出る
カーテンを開けると、いつも見る景色が違って見えた
いつもなら1人なのに、今はベットに僕以外が寝ている
一瞬で目を奪われた
差し込む朝日が寝ている彼女を照らしている
服、着てない……当たり前か



布団は被っているけど、とても神々しく見える
僕は気が付いたら夢中でデッサンしていた
エロティックなボディーラインも見えそうで見えない位置から鉛筆を走らせた
久しぶりに一心不乱に描いた気がする
集中し過ぎて、彼女の視線にすらすぐに気付く事はなかった






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