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脳が濡れる夜

第10章 第10夜


カチャカチャ…と音がするので
視線を少しだけ下から前に移すと
下半身を露わにし
腹に付く勢いで上を向き
赤黒く太い血管が浮き出た男性器が
視界に入った

それは夫のモノ…いや
今まで目にしてきた誰のモノよりも
太く大きくて暴力的な印象を受け…
怖いと感じた

…のに、それを見た瞬間から
激しく心臓がバクバクし
何度も唾液を嚥下する自分がいた

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