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【読み切り官能】 甘露中毒 どこから読んでも性風景💕

第1章 第一夜

ふと思いついて雪の話をしてみた。
前々から感じていた彼女の微かな欲情を、露に晒けださせてみたい欲望が満ち、試してみた。

「雪を抱いたよ…かなえ…」

「……あぁ…あっ……」

側位で抱く彼女の奥深くに捻じ挿れた。
耳元で囁く俺の声に、喘いだ彼女の内部が締まる。
甘い毒に煽られ駆け出そうとする彼女のくびれを抑え、後ろから首筋に舌を這わす。

彼女の狂おしい吐息が、抑えていた俺の加虐心にもっととねだる。

「感じてるね、かなえ…もっと興奮してごらん」

「あん…いや…あぁ…」

「雪…」
雪の名前を呼んで、彼女の耳を甘噛みする。

「あぁ…いや…ねぇ…ゆきって呼んで…ねぇ、いや、修さん」


「ん…雪…好きよ」

「あっ…いや…いや…あん…もっと言って…ねぇ…」

「気持ちいい?ほら、指しゃぶって」

「はぃ…はぃ…ねぇ…きもちよかった…ゆきさんきもちよかった…ねぇ」

「気持ちよかったよ…かなえ気持ちいいねぇ…」

「あん…あぁ…いや…ねぇ…かなえよりきもちよかった…ねぇ…あん…んん」

「気持ちよかったよ…かなえとするより…ふふ」

「あぁ…やだ…あん…だめ…きもちいい…あん…だめ…うぅん…いや…ねぇ…あん…すき…すき…きもちいい…」

煽られて紅く染まってゆく彼女。
餌を乞い嘴をあげて求めてくる雛を弄ぶ俺の指先は、ねっとりと唾液で濡れている。
彼女の口の自由を奪うよう親指を挟んで固定する。
そうして、もう一度ゆっくりと呼ぶ。


「…好きだよ…雪……」


自由を奪われて身悶える雛を性器に感じながら昇らせてゆくのは男冥利に尽きる。


「あぁ…あぁ…」


腰を動かして快感を貪ろうとする彼女が可愛い。

「ダメだよ、動かすな、動かすと抜くよ」



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