
【読み切り官能】 甘露中毒 どこから読んでも性風景💕
第1章 第一夜
ネクタイで後ろ手に縛った彼女は恍惚を浮かべながらベッドに座る俺の足元にしゃがみこむ。そして、蜜にまみれてらてらと光るペニスに頬ずりしながらうっとりとしゃぶり始める。
「かなえ…顔が見たい…」
俺は彼女の長い髪を優しく手櫛でかき分け、顔をあげるように促す。
両腕を拘束され、とろんと熱を帯びた瞳で見上げてくる香菜恵はドキリとするほど艶かしく俺にしな垂れる。
「あうっ…ねぇ…ぃいでしょう…あぁ…」
焦ら焦らと焼かれ躰が出来上がっているのだろう、少しの揺れがオーガズムを呼ぶようで彼女はぐねぐねと身を捩らせては甘い吐息を洩らす。
「気持ちいいかい?見ててやるからいいよ、お往きよ」
「あぁん…ねぇ…雪さんのことすき?」
「好きよ」
「あうっ…やだ…あん…かなえよりすき?ねぇ…うぅ…」
「かなえより好きよ、かなえには挿れてやらないかな」
「あぁ…ん…ねぇ…やだ…修さんすき…あぁ」
「ん?気持ちいいね、かなえ…そんなに俺がすきなの?可愛いね」
「ぅ…あぁ…すきなの…あぁん…修さんすき…あぁ…あん…だめ…イク…あぁぁぁ……」
潤んだ瞳を細め、悩ましげな表情で下から見つめてくる彼女を見つめ返してやると、性感に身を浸たし安心して果てる。
その姿はなよやかで見飽きることがない俺の愉しみ。
