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Lの禁忌 〜taboo〜

第3章 【執着、する愛】






お家に来たらすぐにでも襲ってきて欲しかったのに
まりさんは私を焦らすのが好きみたい



「かおる、体調は大丈夫?」


「はい、すこぶる元気です」


「あはは、何それ……じゃ、もう蕩けさせて良いよね?」



あ……今、完全にスイッチ入った顔
頷くだけで精一杯な私
凄く待ってた…て伝わったかな
髪をかけられると耳も弱いからピクッと反応する



「可愛いね、かおる」



もうまりさんの唇見たら自然と舌が出ちゃう
全部計算済みです



「まりさぁん……ずっと待ってたの」


「うん、私の方が一足先に女のコの日終わっちゃったもんね、早く欲しくてウズウズしてたんだ?」



2回頷いたらクスッ…と笑われて
親指の腹で唇をなぞる



「私だってちゃんと我慢したんだよ?今日まで……昼間も早くこうしたくて仕方なかった」


「もう我慢しなくて良いです……」


「もう焦らされたくない?」


「はい、早くキスしてください」


「今日のは長いよ?」



ポッと頬が紅くなる私にもう我慢出来ないみたい
答える前に唇を塞がれた
啄むのも絡ませるのもいつもより熱く感じる
キスしながら指を絡ませ、
パジャマの上から胸を揉み、
背中に手を入れて先にホックを外してきた
前のボタンを外してきたから、
私も負けじと前ボタンを外し始める



「まだダーメ、かおるの方が先…」


「えぇ……」


「ほら、舌出して……」



やっぱり焦らされちゃうの……



上がはだけちゃった
お尻を上げて下も脱がされる
ブルーとホワイトのセットアップ下着
初めて見せる
「可愛いね」と言われて火照りが増す



ニコニコしながら下着を見つめて、
その上からチュッとキスを落とす
疼いて仕方ない私をいつまで焦らすの…?



あ……足の間に入ってきた





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