
Lの禁忌 〜taboo〜
第3章 【執着、する愛】
イキ狂った私をまりさんは「綺麗」だと言う
ヘトヘトにさせるつもりがやっぱり一枚上手だ
着けてもらったブラも少しズラして
「此処にも濃いの着けてください」とお強請り
小悪魔的に微笑みながら従ってくれる
私も子豚ちゃんに着けたいけど、ぐっと堪えた
ほんの些細な綻びがある日突然破綻に向かう
そんなの耐えられない
まりさんを失う方が何倍も怖いから我慢します
最後は唇に戻ってきてくれて、長い長いキスをした
素敵な3ヶ月記念日をありがとうって
お互いに言い合って
これからも宜しくねってハグをした
毎日、幸せですね
触れ合う時が一番幸せですけど
それ以外もちゃんと繋がってるんだなって
実感出来るし、
会えない時でも愛を確かめ合っている
まりさんとだったらどんなイベントも楽しめる
バレンタインだってホワイトデーだって
ゴールデンウィークが過ぎれば私の誕生日なんです
その後はまりさんの誕生日、
夏は海に行きたい、まりさんの水着は私が決めます
秋は紅葉見に行って美味しいもの食べて、
冬は温泉でも行きますか?
まりさんの浴衣姿見たら……歯止め効かなくなりそうです
エヘヘ、ね?楽しい事だらけです
まりさんとの予定で埋め尽くしたい
四季折々のまりさんを堪能したいです
もっともっと……私に溺れてくださいね
私の愛はきっと重いですよ
愛想尽かされないよう気をつけますけど
まりさんを見たら止まらなくなる時があるので
びっくりさせちゃったならごめんなさい
でもまりさんはいつも、
そんな私を軽々と越えてしまうくらい
私を重い愛で包み込んでくれますよね
アレ、意外と?
いえ、めちゃくちゃ嬉しかったりするんです
怖くなったりしませんよ?
まりさんだったら何でも受け入れちゃいます
まりさんはどんなに私を壊しにかかっても
最後はたくさん愛されてるって気付かせてくれるから
だから、たまには乱暴でも良いですよ、なんて
冗談です……
私が泣くのは、愛されて嬉しいから……
