
Lの禁忌 〜taboo〜
第3章 【執着、する愛】
熱はないんですよね?
私もマスクしてこっそりまりさんのお家に来てみた
トロンとした目のまりさんがドアを開けてくれる
びっくりした?ごめんね、来ちゃった
おでこをくっつけると確かに熱はそんなに
高くないみたい…
今日はちゃんといい子でいるんですよ…
そう言いながらも
お互いマスク越しに唇を重ねちゃう…
私は正直…ずっとお預けをくらっていて…
しかもまりさんからソロ禁止令も出されていて…
限界を超えているんですよ…
マスク越しにでも唇を舐めようと舌が動いてしまう…
まりさんはダメって言うけど…
パジャマの胸元のボタンだけを外して
手を入れてしまう…ごめんなさい
まりさんは安静にしてて…
私は乳首を指先で転がしていく…
まりさんが喘いでいく…
ねぇ、触ってみて…
まりさんの手を私の股間に誘っていった…
濡れ濡れでしょ?…
早く元気になって私を可愛がってくださいね…
やっぱりマスクを外して舌を絡めていった…
まりさんの風邪なら欲しいくらいですよ
ほら、目を閉じて眠ってください…
まりさんが寝つくまで頭を撫でてますから…
顔が見れて良かった
まだ少し辛そうだけどどうにか理性も働いて
留まる事が出来た
風邪をひいてるまりさんもなかなかヤバい…
声も掠れてた
キスはダメ…と抵抗する手も全然力入ってなかったし
結局、直でキスしちゃったら嬉しそうにしてませんでした?
我慢出来ない彼女でごめんなさい
もっともっと好きになっちゃいました
帰り際、離れようとする私の指を握り締めてくれて
可愛かった…
寝てなかったんだ、ともう少し居ようとしたら
「帰っちゃうの?」って殺し文句だもん
「寝るまで居ますよ…」
更に指を絡めて「嬉しい…」と眠りについていく
額にキスして起きなかったから
そっと家を後にしたの
流石に洗濯物は触らなかったけど、
食器は洗っておきました
少しでもお役に立てたなら嬉しいです
弱ってるまりさんもレアでしたよって
治ったら言ってあげよ…
