
Lの禁忌 〜taboo〜
第1章 【ココロ、堕ちる】
急に大胆になってびっくりした?
ちょっとだけSっ気が戻って来たかも
でも知りたい
かおるがどんな顔をして私を辱めるのか
どんなテクで堕としにかかるのか
どんな風に身体に刻み込んでくるのか
その先が愉しみでならない
だから、もう少し、Мで居させて……
ズボンも手際良く脱がされてしまう
下着、気合い入ってるって思われないかな
心の何処かで期待はしてたと思う
まさか、いや、万が一があるかも…って
新調した下着
レース多かったかな
かおるのブラはパステルカラーのピンク色で
白い肌に凄く映えてる
私もパステルカラーにすれば良かった
えーん、無難な黒にしちゃったよぉ……
膝を立てられ内腿にキス……
あ、このアングルはヤバい……
手を伸ばしても指を絡められて終わり
しばらくキスはおあずけ…?
そんなところ、舐めちゃうの…?
もう?いきなり?
「いつか此処に印、着けたら怒ります?」
「え…?印って……キスマ?」
「はい……あ、でも見つかっちゃいますよね、旦那さんに」
「う、うん……」
「残念……」
そう言いながらも余裕の笑み
母性も擽ってくる
「かおるはキスマ着ける人なの?」
「いえ、今、初めて着けてみたいって思いました」
「え?あぁ……」
え?え?何それ……そんな言われ方したら
めちゃくちゃ嬉しいんですけど?
普段は着けないけど私なら着けたいって思って
くれたって事!?
「エヘヘ、全部顔に出てますよ、まりさん」
「へ?」
「嬉しそうですよ?」
「そ、そんな事……」
「今日は我慢します、まりさんの快楽ポイントを見極める回なので」
“今日は”……!?
じゃあ、今後はわからないって事?
あっ……かおるの指先がショーツをなぞってきた
