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Lの禁忌 〜taboo〜

第1章 【ココロ、堕ちる】






唇から離れて顎…首筋…鎖骨……と舌が這っていき
乳輪に円を描くように舐め回す
子宮がキュ——ン…と疼いてきてる
早く……頂に来て
焦らさないで
全部、見てるくせに



「まりさん、エッチな顔してる」


「んっ……」



ペロッて乳首舐められただけで
「あん…っ」て声が出て思わず手の甲で口を塞いだ
「可愛いです」と一気に乳首を舐め啜ってくるの
仰け反って即イキした事はここだけの秘密
ダメ、こんなの知ったらおかしくなっちゃうよ
触れるところ全部甘イキしちゃうとか
私の身体、どうなっちゃったの!?



「イキました…?今」


「ちがっ……ハァハァ」


「そんな可愛い顔してるとこっちも止まらなくなるんですけど…?」



フリーズする私を絶対に面白がっている
私、本当に、Мなんかじゃないの
どちらかと言えば攻めるタイプだし
こんな手も出ないほど弱くなる事なんか
なかったのに……



「まりさんの気持ち良いところ全部教えてください、今日は……全部教えて貰えるまで終わりませんから」


「へ…?」



そんなの無理無理無理、この段階で甘イキ凄いのに
本イキの連続されたらお漏らしどころじゃないかも
知れない



かおるは、慣れてるね?
今までも女の子とこういう経験があったのかな
私は初めてだからリードしてくれてるのかな



「んっ…んっ……はぁん」



乳首を舐められながらフェザータッチが上手すぎる
こっちも…て思ったら以心伝心してるみたいに
舌先が移動する
脳内がずっとずっと(気持ち良い)って叫んでる



どうしよう、堪らなく、愛おしい……



口が半開きでお強請りしちゃってたのかな
微笑んで唇に戻って来てくれた
それが嬉しくて私から激しく舌を絡ませ合ったと思う







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