
Lの禁忌 〜taboo〜
第2章 【百合、咲き乱れる】
指を抜いて、
見せつけるように濡れた指を舐めると…
まりさんも口を近づけてきた
マン汁まみれの指を舐め合い、そのまま舌を絡ませる
ほんとに私たちは変態カップルだ…
「ねぇ…っん…止めないの?……」
まりさんは本当に我慢の限界らしい
「だってまだいろんなリズムパターンがあるんだよ…これなんてどぉ?……」
「…っん…かおるっ…ほんとに逝くっん……」
弱めてあげる…
強弱やパターンをいろいろ試しながら…
寸止めを繰り返して…
なんとか私たちは本殿に到着した
お賽銭を投げ入れ、二人で綱を掴んで鈴を鳴らす
今年もこの人の隣にずっと一緒に居られますように……
私たちはそう願い手を併せた…
「ねぇ…まり…神様の前で逝かせてあげるね……」
「え?…かおる?…ぅぅんっ…強いっ…強いっ…ぁっ、だめっ…逝くっん…逝っちゃぅっ……」
まりさんの腰を抱き締め
逝き震える身体を支えた…
腰砕けになるまりさんと神様の前でキスをする
不謹慎?…
とっくに私たちは禁忌を犯してる…
それでも私たちは一緒にいることを選んだのだ…
だからこれは誓いのキス……
「これからどうする?行きたいところある?」
わざとそう聞くの
まりさんは、もう歩くのもままならなくなってきてる
「何処かご飯食べに行こうか?うーん…」
スマホで調べようとする私の腕を
グイグイ引っ張ってくる
あぁ、もう声にならないんだ?
何でまた強くするの?
ダメ、またイっちゃうよぉ…っ!
ってな顔で私を見ながら逝っちゃうのね
参拝列から外れて脇に連れて行き
何食わぬ顔してバイブ加減を変えていく
「そんな顔しないの…」
「かおるのせいだよ……んんっ」
「可愛い……舌絡めよ?」
「んんっ……ダメ、クリがぁ…っ」
「ははは、イクの?弱めに変えたのに」
