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Lの禁忌 〜taboo〜

第2章 【百合、咲き乱れる】






あのまりさんでさえも受け身になるように
強引に厭らしく腰を振り続けた
攻守交代なんてさせない
私があなたをイキ狂わせてみせる
欲しがったまりさんの負けだよ
あぁ、もう吹いてるじゃん、勿体ない
全部私のナカに出して欲しかったな



「あぁっ…もう逝くっ、ダメ、逝くっ、かおる、逝っちゃう…っ」


「うん…私も逝きそう、一緒に逝こうね、まり、あぁっ…逝く…っ」



足の爪先から頭の天辺まで快楽が昇りつめていく
まりさんから受け取った体液と
私から吹き出した体液が混ざり合う
これってお互いにナカ出し出来たのかな…?
力尽きてまりさんの隣になだれ込む



「ったく、またお風呂入らないとじゃーん」って
言いながら私たちは笑った
結局、ムラムラしてこうなっちゃうんだ



「ねぇ、まりさん、帰る前にもうひとつお願いして良い?」


「ん…?なに」



大好きなまりさんに今日最後のお強請り
服を着る前に言わなきゃいけなかったの



「真っ赤になって良いから……もっとたくさん着けて欲しい、まりさんのキスマだらけになりたい」



私は出来ないから……せめて私がそうなりたい
また呆れられちゃうかなって思ったけど
ブラの肩紐を片方だけズラされてチクンと着けてきた



「じゃ、遠慮なく私のかおるだって印で埋め尽くしてあげるね」



クスッ…と笑って身体中に大好きなまりさんの
唇が這った
幸せな痛みに胸がいっぱいになる
紅く染まっていくよ
「ここも…」って足にもお強請りしちゃう



全部、叶えてくれてありがとうございます



忘れる事の出来ない初詣にはなったかな
まりさんもそうだよね…?
ひとつひとつ、思い出増やしていきましょうね
毎日毎月毎年、まりさんへの好きが更新されていくの



もうね…
毎日毎日…まりさんに、
好きだよ…って囁かれるだけで幸せなんです





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