国家特別プロジェクト
第27章 フルーツいっぱいの朝ごはん
部屋に戻ると、館内にアナウンスが流れた📢
――「午前は先日来ていただいた亀田先生に、またお越しいただけることになりました。10時から開始しますので、それまでにホールに集合してください」
「また亀田先生だね」
「うん、授業楽しみだなぁ😌」
そう話していると、コンコンとノックの音が響いた。ドアを開けると、そこにはれおが立っていた。
「……こころ少しだけ、話さない?」
れおの言葉に、こころは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに微笑んで「うん😄」と頷く。
「直接ホール行くから、まりかちゃん先に行ってて大丈夫だよ😊」
こころの言葉に、私は「わかった、行ってらっしゃい👋🏻」と返し、見送った。
裏庭に出た2人は、静かな朝の光に包まれながら並んで歩く。
「れおくん、昨日のハイキング……すごく楽しそうだったね」
こころが笑うと、れおは照れくさそうに頭をかきながら答える。
「楽しすぎたよ!プロジェクト中にハイキングできるなんて思ってなかったから、テンション上がっちゃったんだ」
その勢いのまま、れおは少し声を落とす。
「……今度、こころと2人でもハイキングしたいな」
不意の言葉に、こころの胸はきゅんと高鳴る。頬を赤らめながらも、勇気を振り絞って言った。
「……じゃあ、それは2人の約束にしよ」
れおの顔がぱっと嬉しそうに輝く。
「約束、な!😉」
こころは少し間を置いて、いたずらっぽく笑う。
「……もし私がれおくんの影響でハイキング好きになっちゃったら……責任取ってね?🤗」
その一言に、れおは目を瞬かせてから照れ笑いを浮かべた。
「もちろん!その時は絶対、一緒に登るから👍🏻」
2人は顔を見合わせ、自然と笑い合った。
胸の奥に小さな秘密と期待を抱えながら、並んでホールへと向かっていった。
――「午前は先日来ていただいた亀田先生に、またお越しいただけることになりました。10時から開始しますので、それまでにホールに集合してください」
「また亀田先生だね」
「うん、授業楽しみだなぁ😌」
そう話していると、コンコンとノックの音が響いた。ドアを開けると、そこにはれおが立っていた。
「……こころ少しだけ、話さない?」
れおの言葉に、こころは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに微笑んで「うん😄」と頷く。
「直接ホール行くから、まりかちゃん先に行ってて大丈夫だよ😊」
こころの言葉に、私は「わかった、行ってらっしゃい👋🏻」と返し、見送った。
裏庭に出た2人は、静かな朝の光に包まれながら並んで歩く。
「れおくん、昨日のハイキング……すごく楽しそうだったね」
こころが笑うと、れおは照れくさそうに頭をかきながら答える。
「楽しすぎたよ!プロジェクト中にハイキングできるなんて思ってなかったから、テンション上がっちゃったんだ」
その勢いのまま、れおは少し声を落とす。
「……今度、こころと2人でもハイキングしたいな」
不意の言葉に、こころの胸はきゅんと高鳴る。頬を赤らめながらも、勇気を振り絞って言った。
「……じゃあ、それは2人の約束にしよ」
れおの顔がぱっと嬉しそうに輝く。
「約束、な!😉」
こころは少し間を置いて、いたずらっぽく笑う。
「……もし私がれおくんの影響でハイキング好きになっちゃったら……責任取ってね?🤗」
その一言に、れおは目を瞬かせてから照れ笑いを浮かべた。
「もちろん!その時は絶対、一緒に登るから👍🏻」
2人は顔を見合わせ、自然と笑い合った。
胸の奥に小さな秘密と期待を抱えながら、並んでホールへと向かっていった。
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