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部屋のカーテンから差し込む朝日で目を覚ますと、まだ6時半。
隣のベッドからこころも起き上がり、眠そうに目をこすった。
「おはよぉ〜☀️」
「おはよ、こころちゃん😊」

2人で並んで洗面台に立ち、ひんやりとした水で顔を洗う。
「冷たっ！でも気持ちいいね」
「うん、目が覚める〜😆」
そんな何気ないやりとりを交わしながら、パタパタと支度を進めていった。

すると、ちょうどそのタイミングで館内スピーカーからアナウンスが流れる。「参加者の皆さん、7時から朝食となりますので、食堂へ移動してください」

アナウンスが終わると、私たちは身支度を整え、他の参加者たちと一緒に食堂へと向かった。

食堂に入ると、カウンターには色とりどりの朝食が並んでいた。
・千切り人参をふわっと卵で和えた「人参のしりしり」🥕
・甘辛く煮含められた「ひじきの煮物」
・シャキッと爽やかな香りが広がる「セロリの浅漬け」
・つやつやの白米に、納豆と油揚げが入った香ばしい味噌汁。そしてデザートにはバナナ🍌

「わぁ〜美味しそう！」
「朝からこんなに栄養バランスいいなんて、すごいね✨」
参加者たちは思わず声を弾ませながら、それぞれの盆に料理を盛り付けていく。

座布団に腰を下ろし、自然と声が重なる。
「「いただきまーす！」」

まずは味噌汁。
「……あ、納豆の味噌汁って初めて食べたけど、美味しい〜😊」
油揚げのじゅわっとした旨みに、納豆の香りが意外なほどよく合い、体にすっと染み込んでいく。

「人参のしりしりも甘くてほろっと優しいね」
「ほんと、毎食すごいなぁ。栄養考えてくれてるのが伝わる🥹」

テーブルには、箸の音と小さな感嘆の声が次々と響き、自然と笑顔が広がっていく。

「今日は何するんだろうね〜？」
「午前のプログラムかな？🤔」
そんな会話を交わしながら、ご飯をきれいに平らげた。

温かい朝食と笑い声が食堂いっぱいに広がり、一日の始まりを彩っていた🌱