国家特別プロジェクト
第16章 草原のメリーゴーランド
草原の中でメリーゴーランドのように遊具が回転を続ける。
鮮やかな青空の下、風が頬を撫でるのに、吐息は熱を帯びて重くなるばかりだった。
「んっ……あ……っ///」
「だ、だめ……声……」
最初は恥ずかしさから必死に唇を噛み、声を抑えようとする子も多かった。だが、どんどん強くなる振動に体が跳ね、小さな声が漏れ始める。
そのとき――先生の落ち着いたアナウンスが響いた。
「正直になりなさい――自然の中で、素直に声を出しましょう」
冷静で優しい口調なのに、その言葉は不思議と背中を押してくる。
一瞬の静けさのあと、我慢していた声が次々に溢れ出した。
「気持ちいい……っ!」
「やぁ……あぁっ……!」
「も、もっと……っ♡」
頬を真っ赤に染めて涙を浮かべる子、唇を噛んでいたのに力尽きて声をこぼす子、腰をくねらせて揺れに必死で耐える子――。
草原いっぱいに、甘く震える声が重なり合う。頬を赤らめ、涙ぐみながら揺れに身を任せる姿は、どこか夢の中の光景のようだった。
――そして私も。
振動が奥まで突き抜け、呼吸が乱れる。喉の奥から声が漏れそうになるのを必死にこらえたけれど、ふうじゅくんが低く囁いた。
「隠さなくていいよ。……素直になれって言われただろ?」
顔を上げると、真っ直ぐに見つめる瞳とぶつかる。
「……っ、いっちゃう……! ふうじゅくん、見てて……///」
自分でも驚くくらい素直な声が口から飛び出し、その瞬間、全身が跳ねるように絶頂へと攫われた。
「いいねいいね、その素直でかわいいよ……」
ふうじゅくんの笑み混じりの囁きが重なり、胸が熱く震える。
鮮やかな青空の下、風が頬を撫でるのに、吐息は熱を帯びて重くなるばかりだった。
「んっ……あ……っ///」
「だ、だめ……声……」
最初は恥ずかしさから必死に唇を噛み、声を抑えようとする子も多かった。だが、どんどん強くなる振動に体が跳ね、小さな声が漏れ始める。
そのとき――先生の落ち着いたアナウンスが響いた。
「正直になりなさい――自然の中で、素直に声を出しましょう」
冷静で優しい口調なのに、その言葉は不思議と背中を押してくる。
一瞬の静けさのあと、我慢していた声が次々に溢れ出した。
「気持ちいい……っ!」
「やぁ……あぁっ……!」
「も、もっと……っ♡」
頬を真っ赤に染めて涙を浮かべる子、唇を噛んでいたのに力尽きて声をこぼす子、腰をくねらせて揺れに必死で耐える子――。
草原いっぱいに、甘く震える声が重なり合う。頬を赤らめ、涙ぐみながら揺れに身を任せる姿は、どこか夢の中の光景のようだった。
――そして私も。
振動が奥まで突き抜け、呼吸が乱れる。喉の奥から声が漏れそうになるのを必死にこらえたけれど、ふうじゅくんが低く囁いた。
「隠さなくていいよ。……素直になれって言われただろ?」
顔を上げると、真っ直ぐに見つめる瞳とぶつかる。
「……っ、いっちゃう……! ふうじゅくん、見てて……///」
自分でも驚くくらい素直な声が口から飛び出し、その瞬間、全身が跳ねるように絶頂へと攫われた。
「いいねいいね、その素直でかわいいよ……」
ふうじゅくんの笑み混じりの囁きが重なり、胸が熱く震える。
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