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国家特別プロジェクト

第17章 夜空に灯るキャンプファイヤー

講師が声を張った👴🏻
「女性の皆さんは一度バスに戻って着替えてください。夜のプログラムはパステルカラーのワンピースを着ていただきます👗」

バスに戻ると、座席の間に小さなポーチを広げて、こころと並んでメイク直しを始めた💄
ファンデを軽くのせ直し、リップを丁寧に塗る。窓に映る自分の姿は、さっきまで草原で眠っていたとは思えないくらいに整っていく。

私とこころは部屋カラーと同じオレンジのワンピースを着ていた。パステル調の明るい色が肌をきれいに見せてくれて、動くたびにふんわりと揺れる。
「まりかちゃん、そのオレンジほんと似合う〜!可愛い🍊」
「ありがと!こころちゃんも可愛よ〜同じ色だから、一緒に並ぶとおそろいで嬉しい🥰」

1列前の席では、あいかが青いワンピース、後ろのまつりは黄色のワンピースに着替えていて、それぞれ違う色なのに全員がパステルカラーで統一されているから、不思議と一体感があった。
「みんな可愛いね…😆」
そんなやり取りを交わしながら、自然と胸の高鳴りも整っていく。

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