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さらにおじいちゃん講師がもう一度前に出て、いたずらっぽく微笑んだ👴🏻
「実は私たち講師からも、ささやかなプレゼントがあります。シュークリームです😊」

「やったー😋」「甘いもの嬉しい〜」
あいかはテーブルを回りながら、丁寧にシュークリームを配っていく。

その間も、げん・すばる・もう一人の男子は薪割りに汗を流していた。
「足りなくなると困るからな、もう少し追加しとこう」
「任せろ😉」

薪を割る音が夜空に響く中、げんはふと顔を上げた。
視線の先では、まりかがふうじゅと並んで切ったスイカを各テーブルに運んでいた。

「ふうじゅくん、これ持ってって〜🙏🏻」
おう、任せろ。力仕事は俺の役目だな😉」

楽しそうに笑い合いながら並べていく二人の姿が焚き火の赤に照らされ、胸の奥がざわつく。

お肉が焼け、野菜が色づき、焼きそばからは立ちのぼる香りが広がる。
スイカの甘い香りと、並べられたシュークリームの甘さも相まって、キャンプファイヤーの会場は一気に賑やかさを増していった。

みんながそれぞれの役割をこなし、声を掛け合いながら動いている。協力し合うことで自然と笑顔が生まれ、場には温かな一体感が広がっていた🤝🏻

頭上では星がまたたき、足元では焚き火が静かに揺れていた――夏の夜は、これからますます深まっていく。