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国家特別プロジェクト

第17章 夜空に灯るキャンプファイヤー

ついに食事が完成した。
「それじゃあ、席はくじ引きで決めましょう」講師の声にざわめきが広がる。

紙をめくった瞬間――私の席は、ふうじゅとげん、もう一人の男子。そして女子はわかばとあいかだった。思わず小さく笑みがこぼれる。

「わぁ〜よろしくね😄」
わかばがにっこり笑ってくれて、胸が少し弾む。前からもっと話したいと思っていた子だから、嬉しい偶然だった。
「わかばちゃんと同じになれて嬉しいなぁ😊」
「えへへ、じゃあいっぱいお話しよ👍🏻」

隣ではあいかが焼きそばをもりもり頬張っている。ほっぺをふくらませて、幸せそうに「ん〜おいしいっ❤️」と声をあげる姿があまりにも可愛くて、思わず笑ってしまった。
「も〜あいかちゃんは本当に可愛いなぁ💭そんなに焼きそば好きなの?☺️」
「だって美味しいんだもん🙂‍↕️」照れ笑いを浮かべるその仕草が、また愛らしい。

せっかくだから、と私は声をあげた💁🏻‍♀️
「ねえ、3人で写真撮ろうよ📸」
「いいね😉」
「撮ろ撮ろ!」

スマホを取り出して肩を寄せ合う。
みんな色違いのおそろワンピだから、並ぶと自然と気持ちが弾む😊
ランタンの灯りが私たちの顔を柔らかく照らし、写真の中の笑顔をより明るく見せてくれた。

「はい、チーズ!」🌟
何枚も撮るたびに「ちょっと変顔してみよう😂」とか「もう一枚!」と笑い声が弾け、テーブルの雰囲気はますます明るくなる。

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