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食堂での朝ごはんを食べ終えると、館内に優しいアナウンスが流れた📢
――「参加者の皆さん、10時半になりましたらホールに集合してください。それまでは各自ゆっくりお過ごしください」

トレイを片づけながら「じゃあ一旦部屋戻ろっか」とまつりが声をかける。
そのまま、まつりとあいかが私とこころの部屋に集まり、自然と“女子会”の空気に――。

まつりとあいかはベッドに腰を下ろし、こころは机に寄りかかりながら私の方を見ている。自然と“女子会”みたいな雰囲気になった。

私は少し迷いながらも口を開く。
「……ふうじゅくんに、恋愛対象として見てるって言われたの」

一瞬、三人が固まったあと――
「えぇーっ！？😳💗」
大きな声が重なり、部屋が一気に騒がしくなる。

まつりが身を乗り出してくる。
「ってことは……三角関係じゃん！🔥 どうするの、まりか？」

私は唇を噛んで答えた。
「げんくんを気になってたのは本当。でも、ふうじゅのストレートさに……心が動いちゃったんだ。私、単純かな🥲」
「……どっちを考えても胸がぎゅっと苦しくなるくらい、気になってしまってる自分がいる」
「心臓が暴れるみたいに落ち着かなくて、どうしたらいいのか分からない」

あいかは両手をぶんぶん振って否定する。
「単純とかじゃないって〜！💦 “好き”って言うのってめちゃ勇気いるんだから！本気で伝えてくれたなら、心が揺れるのは当たり前だよ👍」

そのやり取りに笑ってしまうと、こころが落ち着いた声で言った。
「まりか、考えすぎなくていいよ。……迷ったら、私いつでも話聞くから☺️」

「……ありがとう」
そう答えると、三人とも微笑んでくれて、部屋の空気があったかくなるのを感じた。