国家特別プロジェクト
第19章 男性の任務
そのとき――館内スピーカーからアナウンスが流れる📢
おじいちゃん講師の声だ。
『男性のみなさん、女性はまだ疲れが取れていないと思うので、今日も朝だけ栄養ドリンクを飲ませてください。昨日と同じペアでお願いします。用意が出来たら、それぞれの部屋へ迎えに行きなさい』
一瞬、部屋がしん……と静まり返る。
「……え、また?💦」
「ってことは……今日も“あれ”……?」
あいかとまつりが顔を見合わせ、頬を真っ赤にする。
昨日のことを思い出したのか、視線が泳いで、クッションをぎゅっと抱きしめる。
私も自然と胸の奥がざわついて、指先が熱を帯びる。
分かってる――このドリンクが普通の栄養剤じゃないことくらい。
「……顔赤いよ、まりか😂」
こころにからかわれて、さらに頬が火照る。
「……じゃあ、そろそろ戻ろっか」まつりが立ち上がる。
「あ、うん……男子が来ちゃう前にね🫣」あいかも小さく笑って、荷物を整える。
「また後でね👋🏻」
そう手を振って、ふたりは少し気まずそうにしながら自分の部屋へ戻っていった😖💗
おじいちゃん講師の声だ。
『男性のみなさん、女性はまだ疲れが取れていないと思うので、今日も朝だけ栄養ドリンクを飲ませてください。昨日と同じペアでお願いします。用意が出来たら、それぞれの部屋へ迎えに行きなさい』
一瞬、部屋がしん……と静まり返る。
「……え、また?💦」
「ってことは……今日も“あれ”……?」
あいかとまつりが顔を見合わせ、頬を真っ赤にする。
昨日のことを思い出したのか、視線が泳いで、クッションをぎゅっと抱きしめる。
私も自然と胸の奥がざわついて、指先が熱を帯びる。
分かってる――このドリンクが普通の栄養剤じゃないことくらい。
「……顔赤いよ、まりか😂」
こころにからかわれて、さらに頬が火照る。
「……じゃあ、そろそろ戻ろっか」まつりが立ち上がる。
「あ、うん……男子が来ちゃう前にね🫣」あいかも小さく笑って、荷物を整える。
「また後でね👋🏻」
そう手を振って、ふたりは少し気まずそうにしながら自分の部屋へ戻っていった😖💗
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