無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あさくらまりか。二十六歳、平凡なOLだった👩🏻‍💻
退屈な日々に文句を言いながら、それでも変化のない毎日を生きていた。
――そのはずが。次の瞬間、車と建物の間に挟まれ、私の人生はあっけなく終わった。

気づけば、白く眩しい空間に立っていた。足元は光に包まれ、上下の感覚さえ曖昧だ。そこに現れたのは、長い白髪と豊かな髭をたくわえ、金糸を織り込んだ衣を纏った威厳ある老人。神々しさに思わず息を呑む。

「……よく来たな、魂よ」
低く響く声に背筋が伸びる。しかし次の瞬間、老人はゴホンと咳払いをし、肩をすくめた。
「むぅ、ちと声を張りすぎたかの。いやぁ、久しぶりに人前に出ると緊張してしまってな、はっはっは！」

その姿に拍子抜けしながらも、私は思った。この人物こそ神様なのだと👼🏻

「さて、あさくらまりかよ。不慮の事故で命を落としたお主に、特別に転生の機会を与えよう。望みを三つだけ叶えてやる」

唐突な提案に目を瞬かせつつも、私は考えた🤔
もう一度やり直せるなら――。

「ひとつ目は、性別を男にしてほしい」
「ほう、珍しい願いじゃの」

「ふたつ目は、自分が長を務める村を持ちたい」
「うむ、責任感があるのぉ。よき願いじゃ」

「そして三つ目は……SEXチート能力が欲しい！！」

その瞬間、神様の頭に大きなクエスチョンマークが浮かんだ🫨
「せ、せっくすちーと……？なんじゃそれは。いや、まあよい。わしは神じゃからな😉適当に付けておくから安心せい！」

お茶目に笑う神様の姿に、思わず苦笑する。

「それでは――第2の人生を、あさくらしおんとして謳歌するがよい」

その言葉とともに視界が溶け、私の意識は新たな世界へと吸い込まれていった🪐