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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第13章 フルーツの朝、パンを抱えて採掘へ

そのとき、店主がこっそりとしおんの耳元に囁いた。
「少し大人びた可愛らしさが引き立つように仕立てておきましたよ😉 お兄さん、そういうのが好きそうだったからね」
しおんは思わず苦笑しながらも、心の中では(よく分かってるな、この人……😏)と納得していた。

「じゃあ、追加で二枚頼むよ。水色と白のグラデーションと、チェック柄で」
「承知しました。代金は銅貨六枚ですね」
財布から銅貨を差し出すと、店主は満足げに頷いた。

そんなやり取りを知らない凛は、靴下を履き、スニーカーを試しながら「歩きやすい👟」と嬉しそうに跳ねていた。
その瞬間、豊かな胸が揺れ、半分覗いたお尻もぷるぷる震える。さらに背負ったゾウのリュックの鼻もぶらぶら揺れて、無邪気な可愛さと艶めかしさが同居する。
しおんはその光景に、胸の奥で熱いものがこみ上げるのを必死に抑え込んだ。

ふと、凛は自分の財布を取り出して店主に声をかける。
「あの……銅貨五枚で買えるリュックってありますか?」
「そうですねぇ……水色のロンパースに合うのなら、こちらなどどうでしょう🐘」

差し出されたのは、ゾウの顔をモチーフにしたリュック。
鼻の部分が揺れるたびに、愛嬌たっぷりの表情を見せる。

「本当は銅貨六枚ですが、追加でロンパースを注文していただきましたので、五枚でいいですよ😉」
「ほ、本当ですか!? ありがとうございますっ😊」

凛は銅貨五枚を大事そうに差し出し、リュックを受け取ると胸に抱きしめた。
「……これ、私の初めてのお買い物……っ」
そう呟いた声は小さかったが、しおんの耳にははっきり届いた。

やがて凛はロンパース姿のまま、新しい靴を履き、大きめのゾウのリュックを背負う。
歩くたびに胸とお尻が弾み、あどけなさと色気が混ざったその姿は、周囲の誰が見ても思わず目を奪われるほどだった。

しおんは、そんな凛を見ながら小さく微笑む。

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