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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第13章 フルーツの朝、パンを抱えて採掘へ

夕暮れ時、しおんと凛は街の仕立て屋へと足を運んだ。
木の扉を開けると、柔らかな布の匂いが漂い、店主の女性がにこやかに迎えてくれる。

「一部ですが仕上がっておりますよ。こちらがご注文のロンパースと靴、それから靴下です😊」

机の上に並べられたのは、水色と白を基調にした可愛らしい品々だった。
ロンパースは二枚――ひとつは水色と白のボーダー柄、もうひとつは水色と白のドット柄。
どちらも伸縮性のある柔らかな生地で仕立てられており、動きやすさと可愛さを兼ね備えていた。
靴は水色と白を合わせたベルクロスニーカー、靴下は足首よりやや上まで覆う長さで三足。

「……これ、私の……?💗」
凛が目を輝かせて小さく呟く。
「そうだ。着てみろ」
しおんが促すと、凛は恥ずかしそうに店の奥へ入り、やがてロンパース姿で姿を現した。

ぱちん、と股下のボタンを留めた瞬間、布地は凛の身体にぴたりと沿う。
胸元のふくらみはDカップらしい豊かさを主張し、歩けばその柔らかな双丘がぷるんと弾む。
腰の曲線から太ももへかけても生地が吸い付くように沿い、ロンパースのデザインはお尻を半分ほど露出させていた。
可愛らしい丸みを帯びたヒップラインが、歩くたびにぷるぷると揺れ、そのアンバランスな愛らしさと色気にしおんは思わず息を呑む。

(……想像以上にラインが出るな……)

だが当の凛は、自分の体型よりも「自分の服を着られた」という喜びに夢中だった。
「しおん様っ……! これ、すっごく可愛い!ありがとうございますっ🥹」
無邪気に笑う姿に、しおんは胸の奥で密かに安堵する。
(可愛い……でも、周りの男どもが見たら絶対に目を奪われるだろうな)

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