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翌朝十時。
森の家から瞬間移動で街へ向かった三人は、奴隷商館の前に立った。

「……ここに、また来るなんて……😧」
凛が小さく呟く。
「少し前までは、わたしたちがここに居たのに……😮」
千夏も同じ気持ちを抱き、過去が遠い昔のように思えた。

館の扉を開けると、奴隷商人が満面の笑みで迎えた。
「しおん様！　本日はありがとうございます。まずはこちらを💰」
差し出されたのは銀貨五枚。しおんは受け取る。

「では、ご案内いたします」
商人は奥の部屋へと三人を導いた。

カメラや照明が用意された空間。
「最初の撮影ですが……しおん様にもご登場いただければ助かります」
「構わない」
しおんが答えると、商人の目が輝いた。

椅子に腰掛けたしおんの前に、凛と千夏が床へと座り込む。
カメラを構えた奴隷商人がレンズ越しに二人を見て、喉を鳴らした。

「……竿とお二人の顔が並ぶ……まさに理想的な構図ですな……」

凛は顔を上げ、ためらいもなくしおんの竿を口に含んだ。
「んっ……んむ……じゅる……」
唇で根元まで迎え入れ、舌を絡めながら吸い上げる。蕩けきった瞳が竿に焦点を合わせ、レンズ越しでも熱が伝わるようだった。

一方の千夏は、玉を頬に押し当てながら舌を這わせる。
「ん……ちゅっ……れろ……」
まだ少し恥じらいを残す表情だが、舐めるたびにとろとろに崩れていき、頬を染めたまま上目遣いでしおんを仰いでいた。

カメラのシャッターが切られる。
レンズに映るのは、片方が竿を喉奥まで咥え、もう片方が玉を舐めしゃぶるという対照的な姿。
しかし二人とも「ただご主人様を味わいたい」という欲望だけで満たされ、顔を埋めるように竿へ夢中になっていた。

「……すばらしい……この一枚だけで客を惹きつけられる……✨」
ファインダー越しに映る艶やかな顔と、涙に潤んだ瞳。奴隷商人は震える指でシャッターを押し続けた📸

レンズには――竿に顔を寄せ、とろけた笑みで舌を這わせる凛と千夏。
その姿が、濃厚に焼き付けられていった。