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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第29章 宣伝撮影

カメラのシャッター音がしばし部屋に響いたあと、商人は深く息を吐き、満足げにうなずいた。
「……すばらしい。では次は、もう少し雰囲気を変えましょう😊」

そう言って指し示されたのは、部屋の中央に置かれたソファだった。
しおんが立ち上がり腰を下ろすと、凛と千夏も促されるままに両脇へ並んで座る。

カメラマンは少し距離を取り、三人の姿を切り取るアングルを探す。

しおんの大きな手が、自然な動作のように二人の肩へ回された。
そのままゆっくりと胸元へと滑り降り、柔らかな膨らみを包み込む。

「……っひゃ……」
凛が小さく身をすくめる。恥ずかしさに肩をすぼめながらも、指先に乳首を捏ねられると頬を赤らめ、唇をかすかに開いた。
その表情は「拒んでいない」ことを雄弁に物語っている。

千夏もまた、押し包まれた胸に熱が広がるのを隠しきれず、瞳を潤ませて震えていた。
「……あっ……くすぐった……でも……💓」
彼女の声は掠れ、快感と戸惑いがないまぜになった甘い吐息となって漏れる。

カメラマンの視線には、三人の姿がこう映っていた――
堂々と座る主人と、その両隣で素直に胸を揉まれ、乳首を転がされて身を震わせる二人の奴隷。
磨かれた美しさと、触れられることを受け入れる従順さ。
それが一枚の写真に凝縮されていく。

「……いい、最高だ……✨」
レンズ越しに映る二人のとろけた表情に、カメラマンは思わず息を呑む。

シャッターの閃光が室内を切り裂いた。
胸を捏ねられてくすぐったそうに、それでも気持ちよさげに笑む二人。
その姿は「購入後の奴隷は、ここまで磨かれて美しく、自然に抱き寄せ、胸をもてあそぶこともできる」というメッセージそのものだった。

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