脳内ショートストーリー
第6章 【望月咲希と黒木淳史 〜 一目惚れの恋 〜 】
「友達っす、覚えてる?洋平たち」
「あ、スノボの時の」
「はい、あいつらには昨日会ってる事伝えてたんで…その、告白出来たかどうか結果を急かしてきてて」
「返さないの?」
「後で返します、せっかく朝ご飯作ってもらったし食べてから」
「へぇ〜何て返すのかなぁ?」
「えっ、そりゃあ…告白したよって」
「え、告白したの?正直、酔ってて覚えてないんだよね」
「ママママジっすか!?」
「……アハハ!凄い顔」
これくらいの仕返しはあっても良いよねぇ?
ザワつかせた罰
っていうか、私って意外と嫉妬するんだ、って気付いた
え、ヤダ、もう一回告白してくれるの?
本気で言ってるって思われちゃった
聞けるならもう一回聞いちゃお
「次こそちゃんと聞いててくださいね?俺は、今回また会って確信したんです、マジで咲希さんじゃないとダメです、一目見た時から俺の心は決まってました、何処探しても咲希さん以上の人は居ないです、まだ誰のものでもないなら俺と付き合ってください」
おぉ……なんか、最初より深く沁みるぞ
ニヤニヤが止まらないよね
二度おいしい
「えっと、そっか、でもまぁ、私……ちゃんと言ってなかったよね、実は…もう誰かのものなんだよね」
「えっ!?」
ヤバい、吹き出しそうになった
ごめん、意地悪な私で
顔面蒼白してる……
Tシャツ掴んで引き寄せて……触れるだけのキス
「へ…?」って今度はマヌケな声出してもう無理
堪えきれずに笑ってしまった
「ごめんごめん、誰かのものっていうのは淳史くんともう付き合ってるって解釈だったから」
「え…?どういう事…?」
パニくってるね、ただの意地悪です
ごめんね、本当は最初の告白もちゃんと覚えてる
記憶無くしてないよ
2回告白されて良い気になってました
最初の告白でOK出したはずだけど?
伝わってなかった?
「焦ったぁ〜」ってまた泣きそうになってる
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