脳内ショートストーリー
第6章 【望月咲希と黒木淳史 〜 一目惚れの恋 〜 】
「咲希です」
「その友達のみなみでーす」
「あ、俺は淳史です」
「で、俺は洋平、コイツは彼女持ちの駿です」
さり気なく彼女居ないアピール……
私も居ないけど、そこまでガツガツしてないし
みなみもまだそんな気は更々なさそうだが
なんかずっと洋平くん?見てるような
まぁ、失恋の痛みに効くのは新しい恋、的な?
そんな事、本当にあるんですかね?
意気投合?したのか私たちは行動を共にした
私が助けた淳史くんはまさかの2個下で
気付いたらスパルタで教えてたの
他の人たちと悠々と滑っていくみなみを遠目に
私はずっと淳史くんに付きっきり
「こ、怖い……です、咲希さん」
「それはごめん、教え方わかんなくて」
「ぷはっ…そこは俺の運動神経の問題でしょ」
「そうだよ、もう滑れるでしょ?」
「え〜いや、まだ教えて欲しいかもです」
「ねぇ、それわざと覚える気ないやつでしょ?」
「エヘヘ、バレちゃった」
周りから見たらなかなか良い雰囲気の2人なのかも
知れないね
第一印象はちょっと抜けてる人なのかなって
感じだったけど話していくうちに人懐っこいというか
2個下なだけあって甘え上手だ
可愛く甘えて来られたら私も無碍には出来ないから
クスッと笑っちゃう
一緒にご飯も食べて、飲んで、
淳史くんたちの部屋で飲み直したりもした
2個下でも全然タメ口でOK
いや、時々会話でタメ口利かれるのが好きかも
「え?咲希さんと職場近いかもです」
「本当?」
話せば話すほどミラクルが起きた
住んでる場所は遠かったけど、
私の職場に近い場所に本社があるらしく
この春から本社勤務になるそうです
えっと、何だっけ、サービスエンジニア?
フィールドエンジニアだったかな?
医療機器等を納品、設置して点検、修理とか
サポートしていくお仕事なんだって
私は化粧品メーカーに勤めていて
美容部員としてお店に立つ事もあれば
ヘアメイクを研修生に指導したりもする
実力が物を言う世界だけどやり甲斐のある仕事だよ
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