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脳内ショートストーリー

第6章 【望月咲希と黒木淳史 〜 一目惚れの恋 〜 】






夜10時にはお開きにして私たちは部屋に戻る
翌日も一緒に滑って、正午にチェックアウトした
勿論、連絡先も交換して、その中の1人、
淳史くんには都内に戻っても時々会ってと言われた
やたらガツガツ来るし、気に入られてるな、
くらいはいくら私でも感じ取れるよ
緩めに「はーい」と返事しておいたけど
暫くはフリーで良いかなって思ってたの
友達の為の旅行だったし、私も私で仕事忙しいしさ
たまに会うくらいなら良いか、みたいな



それから1ヶ月くらいは空いたのかな
連絡なかなか来ないし、あれはあれで社交辞令?
だったのかなって思って普通に過ごしてたら
夜、日付が変わる前、ポンと“おやすみ!”ってだけ
メッセージが届いて、
私もこんな事は絶対しないはずなのに何故かその時
自然とこっちから電話掛けたんだよね



何してたの?
忙しかった?
私も一息ついたところ
旅行以来だね、懐かしい
もうこっちで家探したの?
とりあえず会っとく?



なんか、そんな調子であれよあれよと決まって
そこから毎日のように連絡取り合う仲に



不思議だよね、久しぶりに会うとさ、
何で今まで会ってなかったのかなって
思うくらい2人の関係は急接近してったの
2人きりで会うのも躊躇わなかった
先に電話で話してて、電話がなんかもどかしくて
お互い「会おう!」ってなったんだよね
後で聞いたら、
本当はもっと早く連絡したかったらしい
ひよっちゃったんだって、面白いよね



「俺さ、マジで次の日とかに連絡したかったんだけど、昨日までガツガツ行っててやっと離れられたと思ったら次の日も連絡きたよ、マジうぜぇ〜って思われたら絶対嫌だな…と思ってかなり我慢した、時間経てば経つほどに何て送れば良いかが今度はわからなくなってて、凄い考えて考えて考えた果てにアレを送りました」


「おやすみ!ってやつだよね、ビックリしたもん、今!?って」


「送った直後に“あっ!送ってしまった!”ってテンパったもん、取り消しどうすんだ?って思ってたら逆に電話掛かってきて更にテンパった」


「アハハ!想像出来るわ」





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