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雑用係の伊能さんは、鬼上司に認められたい

第1章 雑用係の伊能さん【雪side】


「君は一体何をしているんだ?」

「私ですか? メモ作りです!」

「え?」

「え?」


 これが私――伊能 雪(いのう ゆき)と、小笠原 俊(おがさわら しゅん)課長との最初の会話だった。





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