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いなくなった人、残された人。

第4章 転移の問題点:転生の問題点

では続いて、【転生】の問題点です。

転生モノの問題点はずばり、【人がひとり死んじゃう】

これにつきるでしょう。事故で死ぬにしても、病気や過労で死ぬにしても、とにかく物語の冒頭で、主人公がいきなり死にます。
でもまぁ、人間は生まれたらいつかは必ず死ぬものですから、【異世界転生】というものがあろうとなかろうと、元からこの世の中で常々、起きていることではあります。

ただ一つ懸念点があるとすれば…高齢になってから、老衰で寿命を迎えて死ぬ主人公は少ない、若くして死んじゃう主人公が多い。多いんですよ。

なんでかな、って思ったら、しっかり生ききって老衰で寿命迎える主人公って…なんとなくだけど、未練が無さそうな気がするんですよね。人によってはあるのかもしれないけど。で、未練なくて死を受け入れた人だと、あんまり異世界に転生とかしなさそうなんですよね。生き直す必要がないから。

だから、作者たちはまだまだ若い主人公を殺しちゃう。転生させるために。殺された主人公たちの親や兄弟姉妹や友達の気持ちとか考えもせずに。

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あと、転生にはもう1つ問題点があって転生先での本人の意識。
赤ん坊からやり直す(転生先で新しく生まれる)時に、前世の記憶がある状態で、粉ミルクとか母乳(※前世の意識的には母親ではなく知らない女性のモノ)を飲むのは苦痛だろうし、離乳食とかも、固形物の味知ってる年齢の記憶を持った状態であのドロドロは食べたくない…よねぇ、と思うのです。

なので、転生前の記憶は、3~4歳ぐらいになってから何かのキッカケで突然思い出すカタチにしておいたほうが主人公の精神的な負担は少ないかな、と思います。
記憶バッチリで赤ん坊からやり直しは辛い。

記憶バッチリのまま赤ん坊からやり直し、と言えば、あれですよ。

『ブラッシュアップライフ』
日本テレビ2023年1月期、日曜ドラマ

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