雨のち晴れ
第3章 *出逢い*
「…おぃ。てめぇ何してんだよ。
死ぬ気か?」
不意に後ろから低い声がした
…確かにいつの間にか信じられないくらい
身を乗り出していた
一歩間違えたら落ちていただろう
(いっそ落ちちゃえば良かった)
「……おい!!聞こえてんのか?(怒)」
ひぃ!!やべー忘れてた(汗)
「何?」
振り返ると嘘みたいに髪が金髪の
…ヤンキーが居た。
「あなた誰?」
「…高橋 隼斗。一年。お前は」
「私は、…加藤 日向。」
「…………よろしく」
いきなり知らない人からよろしくと言われビックリしたが
この人は…なんだか、他の人とは違う気がした。