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キミの存在

第1章 出会い



そこで入ってきたのは2人の男女だった。
私は目が悪い為顔がよく見えなかった。


男の子の方は見る限り顔が整っていて、優しそうな顔をしていた。
「東京から来ました。藤沢健(タケル)です。よろしくお願いします^^」


もう1人の女の子はどこか見覚えがあった。

…誰だろう。そう考えながら自己紹介を聞いていると…

「桃山花梨です皆さんよろしくお願いします^^」

昨日のあの子の名前が!
そう。花梨だったのだ。


先生に指示され、指定の席に座った。

花梨は離れてしまったが私の隣が空いていたため健くんとは隣になった。

「よろしく^^」
健くんは優しい顔をして言った。

健くんの顔は予想以上に整っていてかっこよかった。
そして私の顔がどんどん熱くなっていくのが分かった。

すかさず私も「よろしくね♪」と返した。



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