先パイ、これは恋ですか?
第12章 夢見心地
「ってゆー訳で、今日追試なのー!!
志音!!結羽!!ごめん!!先に帰ってて!」
「あんなに頑張ったのに変なミスしたなー。ただ100点は本当………。」
「素晴らしいにゃ!
実は天才だったんだにゃ!!次も頑張るべし!」
「うーん。そこが残念なんだよね……。
あと100点とれたのは、志音が山張ってくれたからじゃん!!全部出てたからねっ!?
志音こそ神!!」
「にゃっ!?
志音が天才だったんだにゃ!!って事は……。
おーる100点……??」
「まぁな。」
尊敬の眼差しで志音を見る。
「やめろ。近い。」
《これから追試を行います。該当する生徒は国際ホールに集まって下さい。》
あ いかなきゃ!!
「じゃあ、追試こそ頑張るから!!また明日♪」
「頑張れよ。」
「そうだにゃ!!
バイバーイっ♪」
さて……。
本領発揮しますか♪
って 追試は山張って貰ってないから ダメダメだぁーーっ!!
いいや………。
細々と生きていこう。