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蓬との距離はまたまたゼロ。たださっきと違うのは……。

蓬からキスしてきた事。
私の顎に蓬の手が置かれていること。
もう片方の手で抱きしめられていること。


ちゅ……ちゅ……


｢んんっっ…！！｣


く…るしい……。
蓬の手が力強くて息が出来ない。

どうしよう。
どうしよう。

蓬を叩いてみる。
それでも止めない。

ふと目線をあげると目があった。冷たくて痛い視線。だけどどこか、熱っぽい。

その目に体が火照るのが分かった。

急に力が弱まった。
それでも口はつながったまま。

なんで キスしてるんだろう。当たり前の疑問。

それすらも熱っぽさからどうでも良いと思ってしまう。

弱まった分喋れそうな余裕が出てくる。


｢よ…もぎ…んん。
はな…し………っっ！？｣


少し口を離した瞬間、さっきよりも強く抱かれる。


｢っっ！！？？｣



蓬が口をこじ開けてくる。


｢んんっ…んぁ…。｣



無理やり口を開かされた私。蓬の舌が侵入してくる。

舌を絡め捕られ、口内を荒す。


ちゅくちゅく…
ちぅ…ちゅ ちゅくちゅ