先パイ、これは恋ですか?
第6章 変化
ー次の日
「みみちゃん、昨日スッゴく上手だったよ!」
「あたし、みみちゃんの声結構好きよ。」
「みみちゃん、一番上手かった!」
今、放課後の部活のミーティング。
色んな先パイ達が お褒めのお言葉をくれていますっっ!!
「みみの声大盛況だにゃ♪」
「良かったな。」
「うん!!
歌手志望ですから♪」
「へぇー…。
そうなんだぁっ♪」
「そうなんですっ♪
って、華蓮先パイ!?
鈴先パイ!?」
Black Naightの先パイが2人も!?
想夜先パイはいないけど……。
あと、京太先パイも。
「鈴先パイ。
格好いい……。」
「志音!!
目が虚ろだにゃ!」
「昨日の演奏、良かった。」
「うん!!
特に、みみちゃんね!
好きってゆう気持ちが良く分かったぁ♪」
ギクッ………。
花蓮先パイ。もしかしてあたしが想夜先パイが好きって知ってる!?
いや、バレてる訳ない!
「で、みみちゃんは誰が好きなの……??」
ぐはっ…………!!
直球!?
やっぱり知ってる!?
でも、いませんって答えたらバレる事は無いし♪
誰にも言ってないし。
「すいません、いな……「想夜先パイだにゃ♪」
!!??
結羽!!??
ヤバい、バレる!!
「結羽、嘘は良くな……「実はそうなんです。」
志音ーーっ!!!!
……終わった……。
完全にバレた…………。