先パイ、これは恋ですか?
第6章 変化
「そうなのっ!!??」
びっくり…するよね…。先パイに恋なんて。
「実は…はい……。」
言っちゃった……。
「想夜ねぇ。
やっぱモテるな…。
あたしらには、どこが良いのか全然分かんないや♪
あ!!あいつ、頭バカだからね!!
偏差値8だから、本当に。」
「私もだ。
ただ、みみちゃんが想夜を好きなのは薄々気付いていたがな♪」
「そうなんですか!?」
「まぁ、バレバレだからにゃ♪」
「あぁ、確かに。」
知らなかった…。
「昨日だって、想夜先パイが見に来た途端、歌えなくなったんですにゃ♪」
「!?
結羽、それは言わなくて良いよーーっ!!」
「かっわっいーー!!
………。
鈴、あたし決めた!
みみちゃんの恋を応援する!」
えっ………!?
「本当にですか!?」
「うん、鈴も良いよね♪」
「まぁ、良いんじゃないか??」
何この展開!!
少し接点が出来ちゃったぁ!!
「ありがとうございます!!
これからお二人を神と呼ばせて頂きます!!」
「神ってゆう響き…。
最高ねっ♪
じゃなくて……。
あ、そろそろいかなきゃ。
じゃあね、話せて楽しかったわ!!
あと、誰にも言わないから安心してねーー!!」
「あぁ、じゃあなー!!」
「「「ありがとうございました!!」」」
まさか先パイが応援して下さるなんて!!
本当に嬉しい。
先パイ達に言って良かった!!
「良かったにゃ♪」
「うん、ありがとー!」
「じゃあ、これから更に積極的に行けよ。」
「うん♪」
あたし達は、そのあとさらに二時間も話しをしてから帰った。