先パイ、これは恋ですか?
第7章 結羽の放課後
カラオケの前に着いた。
颯太はまだ来てないんだ……。
早く会いたい…。
「結羽!!」
この声はっ!!
「颯太っ!!」
わぁーいっ♪颯太だっ!!
ひさしぶりに会えたっ♪
キラキラの笑顔で颯太はこっちへ来る。
でもっ!!
そんなのまちきれないにゃっ♪
「颯太ー!!
会いたかったよぉー!」
がばっ!!
「っちょ…結羽!?
いきなり……!!??
ってか、みんなみてるって…!」
「にゃ??
誰も見てないにゃー!」
「う。
はぁ……………。
結羽は本当…っ…。」
「??本当…何??」
「本当…可愛いなっ!」
くしゃっ、と頭を撫でられる。
また背も伸びて 大人っぽくなった…。
格好いい………。
ドキドキする。
「にゃははっ♪」
「じゃあ、入りますか!!」
「にゃっ♪」
うちらはカラオケへ入った。