パラレルワールド~俺の妹がこんなに可愛いわけがない~
第2章 日常
「ってなわけで誘ってみた」
『な、なにが、「てなわけで」なんですか…』
夜、さっそくあやせに電話して誘ってみるが
「やっぱ駄目か?」
半分以上無理だろうとは思ってはいたが
『…何時ですか…?』
「は?」
『だから!…何時…行くんですか?』
最後の方はあまり聞こえないがどうやらOKらしい
自分で誘っといてなんだが、びっくりした
どれほどかと言うと放心&持っていた携帯を落とす程だ
『え?なにか凄い音しましたけど…どうしたんですか?』
おぉっといけね
「すまんすまん、そうだな…今週の土曜…なんてどうだ?」
『今週の土曜…分かりました』
あっさりOK貰っちゃったよ…
いや、嫌なわけじゃないんだけどさ、なんか意外過ぎて…ね?
俺は電話を切った後、ベッドに仰向けになっていた
「しかし、そんなにあの映画観たかったのか?」
何度も言うがあやせは俺を毛嫌いしている
多分(確実に)、変態シスコン兄貴と思われているはず…
まぁ、あやせがいいってんならいいけどさ
ガチャ
ん?
「ちょっといい?」
無断で部屋に入って来たのは俺の妹である桐乃
ライトブラウンの髪、耳にはピアス、家の中だってのに薄く化粧までしてやがる
つか、ノックもなしに兄の部屋に入ってくるなよ
しかも不機嫌そうな顔で
「なんだよ」
「今、あやせと電話してたでしょ?」
「だ、だからなんだってんだ?」
さては桐乃の奴、聞き耳立ててやがったな!?
俺と桐乃の部屋は隣同士でしかも壁がやたら薄い
よく桐乃が部屋でエロゲ(妹モノ)をやっている声が聞こえてくる程なんだ
「土曜に映画だっけ?前にも言ったケド妹の友達に色目使うの止めてくんない?」
うっっぜぇぇぇ
俺が知り合いと何しようが俺の勝手だろうが
しかも妙に勘ぐってるがそんな理由で誘ったんじゃねぇのによ
「色目とかじゃねぇよ。この前の1人暮らしの時世話んなったろ?あれのお礼だ」
そしてなんで俺は妹に『彼女に対する言い訳』みたいになってんだ?
『な、なにが、「てなわけで」なんですか…』
夜、さっそくあやせに電話して誘ってみるが
「やっぱ駄目か?」
半分以上無理だろうとは思ってはいたが
『…何時ですか…?』
「は?」
『だから!…何時…行くんですか?』
最後の方はあまり聞こえないがどうやらOKらしい
自分で誘っといてなんだが、びっくりした
どれほどかと言うと放心&持っていた携帯を落とす程だ
『え?なにか凄い音しましたけど…どうしたんですか?』
おぉっといけね
「すまんすまん、そうだな…今週の土曜…なんてどうだ?」
『今週の土曜…分かりました』
あっさりOK貰っちゃったよ…
いや、嫌なわけじゃないんだけどさ、なんか意外過ぎて…ね?
俺は電話を切った後、ベッドに仰向けになっていた
「しかし、そんなにあの映画観たかったのか?」
何度も言うがあやせは俺を毛嫌いしている
多分(確実に)、変態シスコン兄貴と思われているはず…
まぁ、あやせがいいってんならいいけどさ
ガチャ
ん?
「ちょっといい?」
無断で部屋に入って来たのは俺の妹である桐乃
ライトブラウンの髪、耳にはピアス、家の中だってのに薄く化粧までしてやがる
つか、ノックもなしに兄の部屋に入ってくるなよ
しかも不機嫌そうな顔で
「なんだよ」
「今、あやせと電話してたでしょ?」
「だ、だからなんだってんだ?」
さては桐乃の奴、聞き耳立ててやがったな!?
俺と桐乃の部屋は隣同士でしかも壁がやたら薄い
よく桐乃が部屋でエロゲ(妹モノ)をやっている声が聞こえてくる程なんだ
「土曜に映画だっけ?前にも言ったケド妹の友達に色目使うの止めてくんない?」
うっっぜぇぇぇ
俺が知り合いと何しようが俺の勝手だろうが
しかも妙に勘ぐってるがそんな理由で誘ったんじゃねぇのによ
「色目とかじゃねぇよ。この前の1人暮らしの時世話んなったろ?あれのお礼だ」
そしてなんで俺は妹に『彼女に対する言い訳』みたいになってんだ?